懐かしの鍵っ子
鍵っ子という言葉は最近はあまり耳にしなくなった気がします。
わたしが小さいころは鍵っ子というとなんだかちょっと大人みたいな、それでいて寂しいようなそんな響きを持った言葉として使われていたように思います。
そもそも、鍵っ子という言葉が誕生したのは昭和30年代、高度経済成長期のことだそうです。
この時代は女性の社会進出が進んだ時代です。
夫婦共働きの家庭も多くなったそうです。
これまでの女性は家にいて家事をするのが当たり前というのが通用しなくなった時代です。
お母さんが仕事に出ている間、子供だけで留守番をしなくてはなりません。
親が帰ってくる前に家に帰ってきたら自分で鍵をあけて家に入ります。
鍵を持ち歩いている子供のことを鍵っ子と呼ぶようになりました。この時代、「鍵っ子」という言葉が流行語になったそうです。
大体、小学生くらいの子供で鍵を持ち歩いている子のことを鍵っ子と呼びます。
中学生になってくると、鍵を預かっていても鍵っ子と呼ばれることはなくなります。
現代では鍵っ子という言葉はあまり聞かれなくなりましたが昔にくらべて両親が共働きという家庭はさらに多くなっています。
女性は子供が生まれた後でもパートタイム労働から正規雇用でのフルタイム労働をする人が増えているそうです。
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